
他人事ではない子宮頸がん~早期発見の重要性ともしものときの相談先を考えよう~
2021年08月04日
乳がん経験者でがんサバイバー を支える活動をしているNPO法人C-ribbons代表理事の藤森香衣さんをお迎えし、本情報サイト運営メンバーであるティーペック(株)の社員が子宮頸がんを取り巻く現状と課題について、率直な意見を交わしました。
啓発活動が思うように進まない子宮頸がん~性をタブー視しすぎる日本~
藤森:その通りです。でも、日本には「子宮頸がんは話しづらい病気」という空気があって、他のがんとは異なり啓発活動も思うように進みません。HPVワクチンの副反応に対する不安もそうですが、それ以上にHPVの感染が主に性交渉によって起きるため、罹患した人はもちろん、それ以外の人も「話題にしにくい」と思ってしまっているのが理由です。
海外の友人たちと話していて感じるのは、性をタブー視しすぎる日本社会の特異性です。私たち世代でも、子どもの頃から「生理という言葉を言ってはいけない」「生理は隠しましょう。生理痛は我慢しましょう」と言われて育ち、どこか”恥ずかしいもの“と思う意識が根強いです。他の先進国と比較しても女性同士でも体の話をほとんどしないというのは、日本の特徴ではないでしょうか。
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※当記事の内容は、弊社運営のWebサイト T-PEC Channel(ティーペックチャンネル )に2021年7月6日に掲載された記事の転載となります。