
<エンターテインメント×医療・ヘルスケア情報>F1層の未来を守る!子宮頸がん予防啓発プロジェクト『Hellosmile(ハロースマイル)』
ティーペックは2021年7月に「T-PEC子宮頸がんNAプロジェクト」を立ち上げ、子宮頸がんの早期発見啓発活動と、もしがんになってもひとりで悩むことがない社会を目指す取り組みを行っています。本活動の一環として、女性がんサバイバー支援団体C-ribbons代表・藤森香衣さんにご協力いただき、様々な会社や団体の女性の健康に関する活動を紹介しています。
今回、「Hellosmile(ハロースマイル)」委員長の小巻亜矢さんをお招きし、子宮頸がんの予防啓発活動について対談を行いました。
あまりにも子宮頸がんが知られていない現実。「子宮」というデリケートなキーワードとF1層の心理
写真:2012年11月11日(日)『Hellosmile Live 2012 autumn』にて
―― Hellosmile活動の中で印象的だったことは何ですか?
小巻:特に印象的だったことは、あまりにも子宮頸がんが知られていないということ。最近は、啓発活動が広がり改善はされていますが、当時は「はじめて知りました」という人が多くいました。また、若い世代の病気だということも知られておらず驚きました。
子宮頸がんは、ワクチン推奨年齢が中学生頃の多感な時期であり、罹患のピークが30歳代後半だということに加え、「子宮」というデリケートなキーワードの病気ゆえに、「よくわからない、見たくない、知りたくない、見なかったことにしたい」という心の動きがあるように思います。他にも、「自分はならない」、「婦人科に行きたくない」というネガティブ要素から検診の受診とは逆の動きになってしまいます。
また、子宮頸がんの説明をすると、感染経路などから、「性病なの?」と勘違いする人もいて、人に言いにくいという問題もあり、啓発の難しい分野です。
子宮頸がんは無症状であることが多いので診断された方でさえ、「なっていたら怖い」「見つかったらどうしよう」という怖さで受診を先延ばしする人もいます。
藤森:世代的に生理痛などは「我慢すること」と教わった人が多いと思います。女性の健康に関わる活動をしている私でも、自分が子宮内膜症の治療でホルモン剤を服用するときに、知らないことが多く愕然としました。
病院では、こちらが聞かないと医師も詳しくは話しません。女性はもっと子宮のことを自分で知らないといけないと思います。難しいことですが、小巻さんの活動のようなきっかけがあれば向き合うことができますね。
≫続きはこちら(T-PEC Channelに移動します)
※当記事の内容は、弊社運営のWebサイト T-PEC Channel(ティーペックチャンネル )に2021年10月15日に掲載された記事の転載となります。